概要
一般に、放射線科は他の診療科といくつかの点で異なっています。
一つは、全科の患者様に対する画像検査を行うという″画像診断部″としての一面をもつことです。もう一つは、患者様でなく他科の医師を相手にした業務を行っているということです。
すなわち、他科の医師からの依頼を受けて種々の画像検査や手技などを行います。
〇放射線科人員構成(平成29年4月現在) | |
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放射線科医師 | 2名 |
診療放射線技師 | 9名(嘱託1名を含む)※うち女性技師1名 |
放射線科看護師 | 3名 |
放射線科助手 | 1名 |
放射線科受付 | 2名(外部委託) |
〇診療放射線技師(資格取得者) | |
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検診マンモグラフィ撮影認定技師 | 2名 |
肺がんCT検診認定技師 | 2名 |
X線CT認定技師 | 1名 |
Ai認定診療放射線技師 | 1名 |
〇放射線科検査件数(平成26年度) | |||
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一般撮影 | 20000件 | マンモグラフィ | 450件 |
CT | 7150件 | 心臓CT | 100件 |
MRI | 2500件 | 超音波検査(ドック含む) | 960件 |
放射線科IVR | 90件 | 心臓血管カテーテル検査 | 150件 |
胃透視検査(ドック含む) | 800件 | 嚥下造影 | 19件 |
透視下気管支鏡検査 | 75件 | 透視下内視鏡検査(消化器) | 120件 |
〇各モダリティの紹介
当院も新築移転し13年が経ちました。古くなった撮影機器に関しても随時更新をし、本土と変わらない画像検査を行うことができます。
最近更新した機器に関してご紹介します。
◆CT
64列マルチスライスCTを導入しており、ボリュームデータでの撮像ができます。
また被曝低減にも特化した装置で患者さんにやさしい検査を提供することができます。
◆MRI
1Tから1.5Tに静磁場強度があがり、よりきれいな画像が撮像できるようになりました。
また、今までできなかった検査ができるようになりました。
◆血管造影装置
フラットパネルディテクタの採用でより高精細な画像と被ばく軽減が可能となっています。高精細のため細い血管もきれいに描出され、医師が効率よく治療を行えるようになり患者さんにやさしい検査が可能となりました。
◆乳房X線撮影装置
フラットパネルディテクタの採用でより高精細な画像と被ばく軽減が可能。また画像出力が撮影後2秒で表示されるなどのワークフローの向上によって以前使用していた装置と比較して大幅に検査時間を短縮することができています。また、マンモグラフィ専用の読影端末を使ってマンモグラフィ読影認定医師による読影を行っており、精度よい検査を行っています。
休診・代診情報
この診療科では休診・代診情報は現在ありません。
担当医
- 長置 健司(ながおき けんじ)
- 放射線科長
放射線科
- 日本医学放射線学会(専門医)
- 検診マンモグラフィ読影認定医師
- 臨床研修指導医(平成22年度取得)
- 日本インターベンショナルラジオロジー学会(専門医)
- 肺がんCT検診認定医師
- 長崎大学医学部医学科臨床教授
- 千早 啓介(ちはや けいすけ)
- 医師
放射線科
- 日本医学放射線学会(認定医)
- 検診マンモグラフィ読影認定医師
- 日本インターベンショナルラジオロジー学会