一般に、放射線科は他の診療科と違い全科の患者様に対する画像検査を行うという″画像診断部″としての一面をもっています。
各診療科からの依頼に応じて、MRI・CT・超音波装置・血管造影装置などの画像診断装置を駆使して、病気の有無や病気の種類・程度などを診断します。
検査結果に対する正確なレポートにより、病院の医療レベルの向上に力を注いでいます。
〇放射線科人員構成(令和3年4月現在) | |
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放射線科医師 | 2名 |
診療放射線技師 | 10名(嘱託1名を含む)※うち女性技師1名 |
放射線科看護師 | 3名 |
放射線科助手 | 1名 |
放射線科受付 | 2名(外部委託) |
〇診療放射線技師(資格取得者) | |
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検診マンモグラフィ撮影認定技師 | 2名 |
肺がんCT検診認定技師 | 2名 |
X線CT認定技師 | 1名 |
Ai認定診療放射線技師 | 1名 |
〇放射線科検査件数(令和元年度) | |||
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一般撮影 | 25000件 | マンモグラフィ | 827件 |
CT | 7778件 | 心臓CT | 58件 |
MRI | 2945件 | 超音波検査(ドック含む) | 1347件 |
放射線科IVR | 135件 | 心臓血管カテーテル検査 | 244件 |
胃透視検査(ドック含む) | 820件 | 透視下内視鏡検査(消化器) | 148件 |
透視下気管支鏡検査 | 50件 |
〇当院放射線科医師がこれまでに行っているおもな手技(IVR)
・血管系:
肝腫瘍の化学塞栓療法(TACE)
動注化学療法(含リザーバ療法)
膀胱腫瘍の動注化学療法(含リザーバ療法)
慢性下肢動脈閉塞に対する血管形成術
急性動脈閉塞症に対する血栓溶解やステント留置術
種々の原因による出血(外傷、腫瘍出血など)に対する塞栓療法
胃静脈瘤塞栓術(B-RTO)
・非血管系:
閉塞性黄疸に対する胆道ドレナージ(PTCD、PTGBD)
閉塞性黄疸に対するステント留置術
胆道結石除去術
経皮的膿瘍ドレナージ
肝腫瘍に対するラジオ波焼灼術
経皮的肺生検
経皮的肝生検
画像診断
血管造影・IVR
開業医の先生方へ
MRI・CT・超音波検査などさまざまな検査を実施しています。画像診断を必要とされる患者さまが、おられましたらご紹介ください。放射線科医が、迅速に画像診断結果をご提供します。
なお、時間外に受診される患者様に対しては、当院救急外来での対応が基本となります。ご了承ください。
お問い合せ・ご予約は放射線科
【電話】0959-74-0001内線(1450)
【FAX】0959-74-0018 までお願いいたします。
当院も新築移転後、古くなった撮影機器に関しても随時更新をし、本土と変わらない画像検査を行うことができます。
CT検査
256列マルチスライスCTを導入しており、あらゆる検査に対応できる装置です。
また、Deep Learning処理を搭載しており低被ばく撮影、高画質を全身領域で提供することができます。
MRI検査
1.5Tの静磁場強度のMR装置を導入しています。コイル内でアナログ信号をデジタル信号に変換することで、従来の1.5T装置よりも高い信号強度を持った画像を描出することができます。
また、MR装置の中では最大径のワイドボア(70㎝)であり、閉所恐怖症の患者さまに対して圧迫感の軽減にも効果が期待されます。
血管造影
フラットパネルディテクタの採用でより高精細な画像と被ばく軽減が可能となっています。
高精細のため細い血管もきれいに描出され、医師が効率よく治療を行えるようになり患者さまにやさしい検査が可能となりました。
乳房X線撮影装置
患者さまが検査を受けやすいように、なるべく女性技師が撮影を行っています。
フラットパネルディテクタの採用でより高精細な画像と被ばく軽減が可能です。また画像出力が撮影後2秒で表示されるなどのワークフローの向上によって以前使用していた装置と比較して大幅に検査時間を短縮することができています。
また、マンモグラフィ専用の読影端末を使ってマンモグラフィ読影認定医師による読影を行っており、高精度な検査・診断を行っています。
X線透視撮影装置
フラットパネルディテクタの採用で、より高精細な画像と被ばく軽減が可能となっています。粘膜なども以前より詳細に描出することが出来るようになりました。
さらに、全脊椎撮影や全下肢撮影、嚥下造影など多目的に活用しています。
内視鏡の検査をすることが多々あり、専用のプロテクターを使用することで術者の被曝低減にも力を入れています。
EXAVISTA
CUREVISTA
一般撮影装置
最新のフラットパネルを導入したことで素早い検査が可能になりました。それにより患者さまへの負担が軽減され、さらに経時差分システムやエネルギーサブトラクションなど診断に有用なシステムも導入されました。
ポータブル撮影装置
超音波診断装置
骨密度測定装置
X線を利用して骨密度を測定することで、骨粗鬆症などの診断に有用です。
腰椎と股関節の二つの場所を撮影することができます。
放射線科撮影機器構成(令和3年4月現在)
モダリティ名 | 台数 | 装置名称 | 製造メーカー | 導入年度 |
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CT装置 | 1台 | Revolution CT | GE | 2020年 |
MR装置 | 1台 | Ingenia 1.5T Omega HP | Philips | 2012年 |
血管造影装置 | 1台 | Allura XperFD20 | Philips | 2013年 |
透視装置 | 2台 | CUREVISTA EXAVISTA |
日立 | 2015年 |
一般撮影装置 | 3室 | BENEO-Fx | 富士フイルム | 2016年 |
マンモグラフィ撮影装置 | 1台 | Senographe DS | GE | 2013年 |
ポータブル撮影装置 | 3台 | Sirius 130HP tiara |
日立メディコ 日立メディコ |
2012年 2020年 |
超音波診断装置 | 2台 | Ascendus LOGIQ E9 |
日立メディコ GE |
2013年 2011年 |
画像サーバ | 1台 | Shade Quest | 富士フィルム医療ソリューションズ | 2020年 |
動画サーバ | 1台 | SYNAPSE 5 | 富士フィルム | 2020年 |
Work station | 2台 | AW Server 3.2 VINCENT v5.4 |
GE 富士フイルム |
2020年 2019年 |
被ばく管理システム | 1台 | SYNAPSE D-S | 富士フィルム | 2020年 |
- 長置 健司(ながおき けんじ)
- 放射線科長
放射線科
- 日本医学放射線学会(専門医)
- 検診マンモグラフィ読影認定医師
- 臨床研修指導医(平成22年度取得)
- 日本インターベンショナルラジオロジー学会(専門医)
- 肺がんCT検診認定医師
- 長崎大学医学部医学科臨床教授
- 千早 啓介(ちはや けいすけ)
- 医師
放射線科
- 日本医学放射線学会(認定医)
- 検診マンモグラフィ読影認定医師
- 日本インターベンショナルラジオロジー学会
〇放射線科人員構成(令和3年4月現在) | |
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放射線科医師 | 2名 |
診療放射線技師 | 10名(嘱託1名を含む)※うち女性技師1名 |
放射線科看護師 | 3名 |
放射線科助手 | 1名 |
放射線科受付 | 2名(外部委託) |
〇診療放射線技師(資格取得者) | |
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検診マンモグラフィ撮影認定技師 | 2名 |
肺がんCT検診認定技師 | 2名 |
X線CT認定技師 | 1名 |
Ai認定診療放射線技師 | 1名 |